2025年4月 ニャンフェス(浅草)
いってきました東京浅草~。
毎度のことながら、イベント出展といえば大遠征。
果たして誰の参考になるやらと思いつつも、今回の出展にまつわる諸々をまとめておきます。
つまり、出展の手順やかかった費用(ざっくりと)、感想などです。
では、いってみよう!
イベント概要
- イベント名:ニャンフェス21
猫好きによる猫好きのための猫イベント!
https://nyanfes.com/about/ - 日時:2025年4月6日(日) 11:00~16:00
- 会場:東京都立産業貿易センター台東館5F、6F
- 出展ブース:約500ブース
- 入場料:前売り券600円、当日券500円
※小学生未満無料
※当日券は会場にて13時から販売
前売り券はPass Market(スマホをお持ちの方に1番オススメとのこと、オンラインクレジットカード決済、Yahoo! JAPAN IDが必要)または、セブンイレブンのマルチコピー機から購入するセブンチケットが用意されていたようです。
イベントコンセプト
- 様々なクリエイター作品の展示・販売の場となる
ハンドメイドを始めたばかりの方からプロ活動する方、店舗・ギャラリーの方まで多くの作品が並ぶ。 - ネコ好き同士の交流の場となる
猫好きによる猫好きのための猫作品の展示・販売会、そりゃあネコ好きが集まりますよね。 - 多くのネコ作品に出会える
会場2階分に及ぶ500ブースは圧巻!
とっておきの猫作品がきっと見つかる!
タイムスケジュールと出展概要
- 11月末頃:SNSなどでイベント情報が告知、同時に出展者募集が始まる
▼この段階で出展ブースサイズを決める!
・机1/2(90cm×90cm)、床上高さ200cmまで
・1ブース5500円(税込み6050円)
・出展証2枚、机1/2、椅子1脚
このサイズを基本として、机をフル活用したい場合には、2ブース申し込む、という感じのようです。
私は、1ブースを申し込みました。
ちなみに、ブースの場所は選べません。
他の出展者さんとお互いに希望を出すことで、隣接するブースを手配してもらうことは可能でした。
▼注意点などもよく読んでおく!
・飲食物の販売や輸入品など、特別な管理や許可が必要なものは別途注意書きや申請・提出が必要なものがある
・会場へのアクセスや、搬入・搬出について
搬入時混雑を緩和するためにブースの階によって搬入時間が違いました。
また、階段の使用を推奨したり、エレベーターに並ぶ案内がありました。
・会場へ荷物を配送する場合の方法や手段、受け取り方法などについて
ヤマト運輸のみ、イベント開催日2日前までに指定の営業所必着、伝票の表記などについて厳密な指示がありました。
受取方法と受取場所の案内も前もってありました。
イベント終了後の発送は指定の場所まで荷物を持って行き着払いのみ対応でした。
・出展パスや招待券の有無や枚数、その受け取り方法について
出展パスがないとイベント前後の時間に会場に出入り(搬入出や設営)ができません。
ニャンフェスは招待券はありませんでした。
出展パスは手首に巻くタイプのものを入場時に受付と同時にもらいました。
・ブースの場所や仕様について
角の場所を希望できるか、電源使用が可能か、音楽を流せるか…など。
ニャンフェスは場所指定は不可、電源や音楽もNGです。
仲良しさんとの隣接希望はできました。
ブースの装飾やディスプレイについても規定をきちんと確認して準備することが大切です。 - 12月2日~12月9日22:00:申し込み
ホームページの申し込みフォームに記入して送信する - 12月19日:当選発表
ホームページ上に出展名(フリガナ順)で発表されるので確認する - 12月19日~12月21日:「出展料のご案内メール」が届く
7日以内に振り込みをする。 - 12月21日:「出展確定のお知らせメール」が届く
- 1月15日~4月4日:出展者一覧登録
ホームページ上の出展者一覧から出展写真・プロフィール・アピールなどができる! - 2月1日:「前売券発売のお知らせメール」が届く
- 3月7日:「出展のご案内メール」が届く
搬入時間や方法、宅急便について、出展証の受け渡し方法、ライブコマースについて、など重要事項が記載されているので、必ず読む!
だいたいは事前に読んでいた注意文の内容と同じでしたが、より具体的な内容や、前回以前との変更などがありました。 - 3月中:準備、準備、準備!
商品作成や在庫チェック、必要なものを発注、ディスプレイのデモンストレーションなど。
今回は宅急便を利用することにしたので、送るものと持参するものに分けたりをあらかじめ考えておきました。 - 4月1日:荷物発送
4月4日必着でヤマト運輸丸の内営業所へ送る。
なにせ、岐阜県なので、早めに発送しておかないと。 - 4月5日:東京入り
- 4月6日:イベント当日


出展経費
- 出展料:1ブース ¥6,050
- 往復交通費:高速バス ¥16,000
- 宿泊費:浅草のホテル2泊 ¥23,250
- 宅急便送料:140サイズ往復 ¥4,280、120サイズ片道 ¥1,850
これに、都内での交通費、食費、他の出展者さんへのお土産代、都内やイベントでのお買い物代などの諸経費やお小遣い代などがのります。
出展作品と反響
出展作品
- ポストカード
- ステッカー
- A4サイズポスター
- イラスト集
- 卓上カレンダー
- イベント特別価格による全ておまかせイラスト制作 ⇒これが私としては目玉なのです。
結論から言うなれば、大赤字…。

まとめ
はるばる地元から6時間のバスに揺られて満を持して出展、意気込み虚しく玉砕…無念!
というのが、数字だけのお話。
噂に聞くニャンフェスは、出展者も来場者も多く、大変に盛り上がりイベントとのことでした。
しかし、今回に限っては、「渋い……」「あかんっ…!」との声がチラホラ。
出展ベテランの方々からも「今までこんなに…ってことはなかったんだけどなぁ…」とかとか。
とはいえ、人気のクリエイターさんは「完売!」という声もあったので、成果はまちまちだったのかもしれません。
ニャンフェス初出展の私には、少しハードルが高いイベントだったのかなぁ、と思いました。
今まで出展したイベントは、土日の二日間の開催でした。
そのため、片方が盛況ということもありましたが、ニャンフェスは日曜日のみ。
つまり、1日しか勝負ができない。
せっかく遠征で行くのならば、最大限に勝負して満喫して学んでいきたので、今後しばらくの出展は2日間のイベントを狙うつもりです。

売上をあげるぞ!とか、たくさんお仕事を取ってくるぞ!
というのが目的なのであれば、それはまだまだ駆け出し零細イラストレーターには高い目標なのかもしれません。
しかも地方からの遠征と、不利な条件のてんこ盛り、笑うしかない(笑)あははは
実際に、準備期間を経て商品を用意し、交通宿泊の段取りを組み、当日のデモンストレーションを行い、イベント出展はとても時間も労力もお金もかかり大変です。
だけど、私はまた遠征出展をするのです。
なぜかって、楽しいからです。
出展した先には、ネコが大好きで素敵な人たちがたくさんいるのです。
イベント運営のスタッフの方々然り、出展者の皆さま然り、来場のお客様方然り。
とても素敵なご縁が出展するたびにつながり、広がっていくことを感じます。
また、私の描いたイラストやAIに描いてもらったイラストへの反響を直に感じることができるという点が最大のモチベーションになります。
もちろん、どんなものがウケるのかというマーケティングもできますし。
全てが、最初の一歩を踏み出して、なんとか当日にこぎつけたからこそのご褒美でしょう。
ついでに、関東版のうなぎ(私の地元とはいろいろ違うらしいと聞いて)を食べたりなんかして♡
そして、反省を生かしつつ次の出展へ向かうのです。

今年2025年の出展予定
6月28日、29日 第8回 にゃんフェスタ2025
場所:岐阜県飛騨市
会場:ラクール飛騨高山店別館催事場2F
https://www.instagram.com/nyanfest2025
7月12日、13日 にゃんだらけ 名古屋4
場所:愛知県名古屋市
会場:名古屋市中小企業振興会館【吹上ホール】第1ファッション展示場
https://nyandarake.tokyo/nagoya4_kaisaigaiyo